私たちの体は陽の光を浴びて目覚め、陽が沈むと眠りにつき、体内時計を自然と身に着けます。

陽が暮れてもこうこうと明るい光りが灯る都会。
地面がアスファルトではなく、土であるところはどれくらいあるのでしょうか？
子どもたちの五感を心地よく刺激する環境は存在するのでしょうか？
「便利である」ということは、子どもの成長に必要な条件なのでしょうか？

　自然豊かな環境には、目に優しい木々の緑が広がっています。 遠くの景色を眺めることもできます。 聞こえる音といえば、木々の葉が揺れる音や小鳥のさえずり、虫の声。 どれもが耳に優しく心地よい音色です。 夜になれば、真っ暗な空に広がる満点の星が私たちの頭上を照らします。
　心身を育むのに必要な環境がそこにあるのです。
思いっきり叫んだら、答えてくれる山のこだま。大声で笑えるコミュニティ。
全てが子どもたちの学びの素材となるのです。
　子どもの可能性を最大限に拓く環境は、自然豊かな場所にあります。
子どもがぐーーーんと発達し、成長する時期にしっかりと心身を育て、 社会参加を可能にする非認知能力を育てましょう。 今、まさにこの時でないと獲得できない大切な力を、仲間と一緒に積み上げましょう。 地域の人たちとの交流を通して、都会では希薄になった人間関係の築き方を体得しましょう。
　そんなことができる環境が、ここにあります。

さぁ、週末は 都会を離れて、思いっきり楽しもう。
　木々や草花や生き物がどんなふうに育ち、生きているのかをこの目で確かめ、彼らと一緒に共生しよう。
地球は人間だけのものじゃなくって、みんなのものだから。